「さあ、長い間変わらず一番人気を誇っている 安倍晴明物語 を原本で楽しみましょう。」
全く難しくありません。原文を損なわずに、そして、分かりやすく丁寧に現代語訳しました。
「安倍晴明記」は、いよいよ佳境に入ってきました。
・「安倍晴明記一」の最後で、野馬台詩を前にした吉備真備は絶体絶命の危機、果たして無事に読めるのか、はたまた吉備も望郷の鬼と化して彷徨うことになるのか。
・秘符の行法を身につけた安倍晴明と道満との対決はどうなるのか。
・「安倍童子の竜宮行き」、絢爛豪華な建物の立ち並ぶ竜宮の風景は、なんと美しい日本の四季の情景でした。その美しさは懐かしく、現代の私達の心にも訴えかけます。七五調での表現には、古典の和歌の格調高い優雅さが込められています。短歌や俳句を志す方々にも読んで頂きたい作品です。是非一読されることをお薦めします。
・『竜宮のご馳走』とは何だったのか、その答えが分かります。
さあ、いよいよ陰陽師安倍晴明の本領発揮です。はじまり、はじまり。(慧 夢之)
安倍晴明記の作者とされている浅井了意さんは、江戸前期の僧侶であり、仮名草子作家です。儒学・仏道・神道の三教に通じ、仏教書・和歌・軍書・古典の注釈書などを著され、この安倍晴明記でも、古来中国の神仙思想、仏教哲学など、作者の博学ぶりが窺い知れます。解説にたくさんの画像や地図などを掲載しておりますので、ストーリーを楽しみながら、多くの知識を身につけることもできるでしょう。(丸岡 優)
サークル名 | 丸岡優&慧夢之丞 (作品数:9) |
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作家名 |
浅井了意 慧夢之丞 , 丸岡優 |
ジャンル | 歴史 |
発行日 | 2023/01/07 |
版型・メディア | A4 |
総ページ数・CG数・曲数 | 125 |
作品種別 | 一般向け |