【あらすじ】
時は大正――
男爵の妾の娘・清乃は亡くなった姉の代わりに侯爵家の嫡男・有季のもとに嫁いだ。
寝室も食事も別々の新婚生活だったが、清乃の奥ゆかしさと愛らしさに有季は心を動かされ、ふたりは毎夜熱く愛しあう本物の夫婦となった。
清乃は生まれて初めて、女性としての幸せを全身に感じていた。
だけど一方でこの幸せは本来、姉のものになるはずだったという思いがよぎる。
さらに一堂家の嫁とは認めないと示すように、誰かが清乃の私物を隠し、破損させるという嫌がらせを続けていた。
そんな日常を過ごす清乃の前に、有季の友人・御厨が現れる。
「上流階級の男なら妾のひとりやふたり当たり前ですよ」
彼は有季には新吉原で馴染みの太夫がいると告げ、さらには清乃に不貞行為を持ちかける。
当然拒否をするが、狡猾な彼はすぐには諦めず…!?
姉の死についての真相も明かされる、衝撃の完結巻!
出版社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
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レーベル | ルネッタコミックス |
作家名 |
河村恵利 西條六花 |
発行日 | 2025/02/12 |
版型・メディア | B6 |
総ページ数・CG数・曲数 | 160 |
作品種別 | 一般向け |