明治末期。貧村の一家心中で生き残った子供・はるひ。生きてゆくため「芸事で稼ぎ、女は時に春をひさぐ」と言われる傀儡師となり、村の人々からひどい差別を受けていた。ある日、はるひが一人暮らす小屋に、血まみれの軍人・武久が倒れていた。はるひに助けられた武久は、家の仕事を手伝い、一緒に暮らすように。しかし実は、武久は華族の出で、満州でスパイ容疑をかけられ、軍から追われる身だった!? 二人は身を寄せ合い、心を通わせ、やがてはるひが大人になって…!?
過酷な時代に立ち向かう運命のドラマチック・ラブ!
※本書はバニラブに掲載されたものをまとめたもので、「彷徨う雷鳴」(10)〜(14)と、描き下ろし10Pが収録されています。
出版社 | リブレ |
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レーベル | バニラブ |
シリーズ | 彷徨う雷鳴【合冊版】 |
作家名 |
冬森雪湖 冬森雪湖 |
作品種別 | 一般向け |
動作環境 | Windows/Mac/iOS/Android |