幾度絶頂に達しただろう。私の中に眠っていた深く激しい官能に先生が妖しい火を着けたその夜、私は飢えた1匹の獣になった。飢えを満たし合った後の深い眠りから目覚めると傍らに静かな寝息の先生。こんなにも間近でこんなにも満たされた気分でこの人を見たのは初めてだった。でもこの人は私の男じゃない。万理子さんの夫だ。そしてとても悪い人だ。だからこの人を信じてはいけない。こんな風に抱かれてはいけない。なのに彼が囁くだけで私の体は熱く震えて逆らえなくなる。彼にされたくて、うんと抱かれたくてたまらなくなる。後ろの快楽をも教え込まれ狂いそうな闇色の悦楽に襲われ失神。でも、どんなに体を求め合っても彼と手を組む事はない…!!
出版社 | 秋水社ORIGINAL |
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レーベル | 素敵なロマンス |
シリーズ | 陽の当たる丘 分冊版 |
作家名 |
汐見朝子 汐見朝子 |
総ページ数・CG数・曲数 | 20 |
作品種別 | 一般向け |
動作環境 | Windows/Mac/iOS/Android |