GA文庫×Melonbooksで贈る新作紹介コーナー!
ここでしか見られない作者様のインタビューや手書きPOPを見逃すな!
書き下ろしSSリーフレット
1.作品を書こうと思ったきっかけ
コミュニケーションの苦手なヒロイン(いわゆるコミュ症ヒロイン)が、主人公にだけ心を開いてデレデレしまくる、そんなシチュエーションに心がときめいたのがきっかけでした。
2.おすすめポイント
ヒロインが主人公と仲良くなりたくて、所構わずグイグイ来るところです。若干暴走気味な部分も含めて、可愛く仕上がっているかと。
3.好きな(思い入れのある)キャラクター
やはり、ヒロインの莉央、そして主人公の村野君ですね。彼女と彼の魅力が前面に出るように色々と演出を考えました。
4.影響を受けた作品
同レーベルより好評発売中の『ちょっぴり年上でも彼女にしてくれますか?』から、魅力たっぷりのヒロインとの甘い生活の素晴らしさを学びました。
その他にも、本作を書く上で多くのラブコメ作品を参考にさせていただきました。
5.編集者のオススメコメント
その美貌、身にまとうオーラ、築いてきた偉業からあらゆる存在に畏怖憧憬されてしまうヒロインの莉央。
周囲はまともに莉央と接することが出来ず、故に彼女は独り寂しく孤立しています。
しかし、そんな莉央と普通に接することができる男、主人公・和人が現れます。
モブの中のモブ、平々凡々の和人は目立つことを嫌い、莉央の友達ポジションに収まる事を断固拒否しますが……。
莉央の真っ直ぐな好意を受けて、和人がどんどんほだされていく甘々なラブコメです。
主人公の前でだけ年相応の可愛らしい少女になる、莉央様のギャップに悶死してください!
「私、初めてだったんです。ああやって、普通に話し掛けてもらえたの」
まるで、村人Aのように大事ない日々。
そんな人生を愛する僕、村野和人が偶然話しかけた少女は、かつて異世界を救った《勇者》だった!!
彼女は桐条莉央。単身で魔王軍を打倒し、現代に帰還した超絶VIP。全人類から崇拝される孤高の存在だ。
「わ……私と友達になってください」
そんな莉央様が、僕と友達になりたいと言い出した。そんな大役は務まらないと断固拒否するが、彼女のアプローチはどんどん過激になる!?
「私は……村野さんがいいんです!」
これは、平々凡々なモブキャラの僕が、女神の如く崇敬される少女の孤独を癒し、支え続ける学園交友録(ラブコメ)。
書き下ろしSSリーフレット
1.作品を書こうと思ったきっかけ
約5年にわたり書きつづけた「星刻の竜騎士《ドラグナー》」シリーズが完結して以来、意図的にファンタジーは避けてきました。が、あれから何年も経ち、ふと気づけば平成という一つの時代が終わっていました。 「今の自分がファンタジーを書いたら、どんな作品になるのだろう?」 と思うと、居ても立ってもいられなくなりました。 そんな折、GA文庫の担当さんから「ファンタジーをやりましょう」と、ご提案いただきました。作者の個人的な衝動と、編集部の要望がぴたりと一致した結果、本作は誕生しました。
2.おすすめポイント
勇者たちに討伐されてしまったはずの魔王イシュトが、目を覚ましたら異世界に飛ばされていて、今度は冒険者としてセカンド・ライフを始めてしまう物語です。しかも、普通はレベル1から始まるのに、なぜだか彼のレベルだけは0で……。 そんなイシュトの周囲には、エリート騎士のアイリス、冒険者ギルドの担当官エルシィ、黒魔道士なのに魔力の制御が苦手で誤爆癖のあるリッカ……等々、いろんなキャラクターが集まってきます。また、ヒューマン以外にも多種多様な種族が登場するのも、本作の見どころです。 元魔王にして史上最強の新人冒険者、イシュト(職業:見習騎士)の活躍を楽しんでいただけたら幸いです。
3.好きな(思い入れのある)キャラクター
あえて一人を選ぶなら、やはり主人公のイシュトです。 元魔王だけあって、色々とズレたところのある彼が、自分の置かれた境遇に戸惑いつつも、持ち前の「魔王スキル」を駆使して大暴れする場面は、書いていて痛快でした。 とはいえ、決して傍若無人というわけではなく、意外に繊細な一面があったり、部下思いだったりするところが、イシュトの魅力だと思います。
4.影響を受けた作品
この作品を構想する際には、過去にプレイして感銘を受けた和製RPGの数々を思い起こしました。 特に、「ジョブ」、「スキル」、「アビリティ」、「アラインメント」……といった概念については、『タクティクス・オウガ』や『ファイナルファンタジータクティクス』の影響を強く受けています。
5.編集者のオススメコメント
ワクワクするようなファンタジーものをやりましょう!といってスタートした本作。パワフルで自信家で、常識はずれな大魔王様が、異世界に降り立って大暴れする痛快な異世界ファンタジーが完成しました! 遠坂あさぎ先生の超美麗なイラストで生き生きと描かれる、ノリノリな魔王様をぜひ一度ご覧ください!
暗黒大陸に君臨した最強の大魔王イシュト。勇者に討たれた彼は、最強の力そのままにヒューマンの青年として生まれ変わった。
「まさか……ドラゴンを素手で倒したというの……!?」
エリート冒険者の少女アイリスに保護された彼の前に広がる世界は、戦乱もなく平和そのもの。ひとまず冒険者となり、“誤爆”だらけのポンコツエルフ、リッカとクエストに出かけたイシュトは、襲いくるモンスターを規格外の力で一蹴する……。
「見せてやろう、魔王イシュヴァルト・アースレイの本気をな――」
前代未聞のレベル0にして最強の元魔王による異世界無双譚、開幕!
書き下ろしSSリーフレット
1.作品を書こうと思ったきっかけ
暗い迷宮に挑んで、最初は小鬼相手にすらひぃひぃ言って、罠や毒でひどい目にあって。
やっとの思いで宿屋に戻って仲間と無事を祝って、だけど時には仲間が死んで悲しんで。
たまに自分だって竜のブレスを浴びて死んだり、だけど気づけば竜とも戦えてる自分がいて。
そうして僕らは何度も世界を救ってきたわけです。世界を救わない事も結構ありますが。
たまに転生したり召喚されたり神様から直接異能を与えられたり、時々自分が神様だったり。
幸いにして自分と友人たちはそういう冒険に何度も恵まれています。
皆さんだって、一度もそんな経験が無い人はそんなにいないはずだと思います。
……だってみんな、こういうの好きでしょう?
2.おすすめポイント
あえてフランスでの呼び方から引用させて頂きまして、一言。
「君が英雄となる物語(Livre dont vous etes le hero)」!
3.好きな(思い入れのある)キャラクター
女戦士、女司祭、半森人の斥候、蟲人僧侶、従姉。
彼らは君と一緒に冒険してくれる、君の仲間です。
あとは街で出会う他の冒険者、金剛石の騎士たちに、武具屋の親爺、そして寺院の修道女。
君は多くの人と出会いますが、どうか仲良くやっていって頂ければ幸いです。
4.影響を受けた作品
「ソーサリー!」を筆頭に「ファイティング・ファンタジー」シリーズ。
そしてもちろん……「ウィザードリィ」!
5.編集者のオススメコメント
「ウィザードリィ」はMSX2版をプレイしました。宝箱を開ける時はいつでもフロッピーディスクを抜き出す準備をしての緊張の作業でしたね。ミスると、パーティ全滅、リカバリー不可という可能性があるゲームでしたので。
本作は「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」を連載した時、冒頭に出てきた六人の冒険者のシーンに反応するネットの人たちが結構いました。なぜかとヒアリングすると、蝸牛くも先生のネット上の物語のリメイク的な面があったのだとか。
それなら、こっちも出しましょう、ええ書きましょう、今書きましょう――というのが本作です。
ネットで話題にした皆さま、ワグナスのおかげで、こうして本になりましたので、どうぞお楽しみください!
――始まりが何であったのか、もはや知る者はいない。
いずれにせよ《死》が大陸中へと溢れ出したのは、そう遠くないある日のことだった。
時の王が御触れを出した。『《死》の源を突き止め、これを封じよ』。
大陸中の勇士たちが立ち上がり、そしてその尽くが《死》に飲み込まれて屍を晒した。
その中で、ある一党の言葉だけが残る。
『北の最果てに、《死》の口がある』。
誰がそれを見出したのか、もはや知る者はいない。その冒険者も《死》の前に消えた。
《死の迷宮(ダンジョン・オブ・ザ・デッド)》。
曰く――迷宮からは無尽蔵に怪物がわき出す。
曰く――迷宮には怪物どもと共に無限とも思える富が眠っている。
曰く――迷宮の最奥には魔神の王が存在している。
死神の顎そのものである奈落の淵へ人々は集い、いつしか城塞都市が生まれた。
冒険者たちは城塞都市で仲間を募り、迷宮へ挑み、戦い、財貨を得、時として死ぬ。
君は冒険者だ。
悪名高き《死の迷宮》の噂を聞きつけ、その最深部へ挑むべく、この城塞都市を訪れた。
大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」の外伝第2弾!
これは、蝸牛くもの描く、灰と青春の物語。