【あらすじ】
因縁を超えて、わが信念を貫くための戦いへ!
皇女の人生を悲劇に変えた。
皇女の母を消し去った。
青年の「姉」を葬り去った。
世界を争いの炎で燃やした。
――そのすべては、バルガ帝国の皇帝が描いた物語だった。
その物語を終わらせるため、ツシマとルプスは再びバルガの地に踏み込む。
皇帝を倒すためには、その騎士にして六帝剣最強と名高いアマノミカミを避けては通れないと知りながら。
第一皇子カウサやその騎士フィーネ、ツシマの旧友アイマンまでもが己の信念を貫くためだけに、立場を捨てて戦いに身を投じていく。
そして明かされる、ルプス逃亡劇の真相と皇帝の野望。
ふたりの復讐の刃は皇帝を斬り捨てることを躊躇わない。
皇女反逆編、堂々完結の第三弾!!