【あらすじ】
彼女の綴る三十一文字は好きの溢れる愛言葉だった。
これは恋に憧れる少女との甘い青春を描いた恋の物語、その続き。
「先輩はいつも先輩ですね」
サンタとの出会いをきっかけに再び短歌の道を歩むと決めたスクイ。
復帰のため歌集の発売とともにサイン会に臨むことにした彼女だったが、
会場で突然現れた元クラスメイトの白鳥求歌が立ちふさがる。
「久しぶりだね、スクイ」
彼女はなぜかスクイに対し敵意を持っていた。さらにはサンタも巻き込んでスクイに決闘を申し込み師弟対決を行うことに。
「わかってます。先輩にもモトカにも絶対負けないと言っているのです」
過去のスクイを知るモトカの本音とスクイとサンタの恋の行方は――。
これは恋する少女に再び想いを伝える恋物語。