【あらすじ】
食べられるはずが花嫁に!?
生贄乙女と龍神様、運命すれ違い婚礼語り
荒ぶる神に生贄として捧げられた如月千代。
彼女は弟を守るため、神の力を封じる毒と一緒に食べられたい。
その瞬間を待つ千代の前に、秀麗な龍神・銀嶺が現れる。
誰もが恐れる龍神は、けれど千代を花嫁として丁重に扱うばかりで――
いっこうに食べてくれない!
銀嶺の優しさに癒やされつつも、食べられようと自分磨きに励む千代。
一方で、千代の不憫な境遇を神の力技で解決しようとする銀嶺。
から回りながら共に暮らす二人は、やがて互いの隠し事を通じて向き合うようになり――。
生贄乙女と龍神様、運命の婚礼物語が始まる。