【あらすじ】
「つまり、神明裁判【オーディール】の一種ということですか」
海底のアレクサンドリア大図書館で、ついにエルゴの正体を知ったエルメロイⅡ世たち。
しかし、その直後、自らの教室の最古参フラット・エスカルドスと、彷徨海の魔術師ジズが接触していることを知らされ、急遽モナコへと飛ぶことに。
ついに対峙したジズが持ちかけてきたのは、死徒ヴァン=フェムが運営するギャンブルのイベント――フェムの船宴【ルビ:カーサ】で勝負をつけよう、というものであった。
一方、モナコでとある捜索を続けていた遠坂凛とルヴィアは、思わぬ人物と遭遇することになるのだが――!
恐るべき死徒の豪華客船を舞台に、幾多の魔術師やマフィアたちの陰謀と欲望が交差する、『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』第六巻!