皇女という責は、人に課すには重すぎる。
二十歳になったリゼ・ヘルエスタは、アンジュ・カトリーナの愛に座礁し、どうにかその役回りを演じていた。
「どうして、そこまで」
約束のために自身を犠牲にするアンジュに、リゼは呪いの深さと、己の罪を知る。
「愛さなくていい。それでも――」
清算のために、望む未来を得るために、
リゼは、銀色を海に溶かす。
サークル名 | hatuburg (作品数:15) |
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作家名 |
貴城はつ あしゅりー |
ジャンル | にじさんじ |
発行日 | 2022/08/13 |
版型・メディア | 文庫 |
総ページ数・CG数・曲数 | 72 |
イベント | コミックマーケット100 |
作品種別 | 一般向け |