「Hit Points」は素直に日本語に置き換えれば「打撃」「点」になるが、実用上「耐久値」「生命点」などと訳され、あるいは訳されずに「ヒットポイント」とカタカナ語に置き換えられている……何故こうなっているのか? 本書は、本邦で一般的俗語になっているほどの「ヒットポイント」という言葉が、訳される前の言葉から日本語として確立するまでの歴史的風景を一望する……だがそこでは終わらない。 この「何故」は結局のところ日本語の問題ではなく、「Hit Points」という英語自体の問題である。明らかに耐久値であり生命力である「Hit Points」が何故「Hit Points」という言葉になっているのか、という問題それ自体に迫らないなら、何故こうなっているのかに答えたことにはならないのだ。 この言葉が誕生する原風景までさかのぼることで、本書はこの「何故」に向き合う。 (※印刷所版では挿入参考画像は白黒になっています)
サークル名 | 遠すぎる未来団 (作品数:14) |
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作家名 | にるば |
ジャンル | 評論 |
発行日 | 2018/11/25 |
版型・メディア | A5 |
総ページ数・CG数・曲数 | 36 |
イベント | コミックマーケット99 |
作品種別 | 一般向け |