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アンレス・テルミナリア 初回版
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深い深い森の奥。
外の世界から隔離されたように……あるいは潜むようにして、杜ノ宮学園は佇んでいた。
この世界に生きる多くの人々は別の呼び方で、その学園を認識している。
サナトリウム、と。
この学園には世界中から少年、少女が集められてくる。
日常生活を送ることも困難な異能……歪な『ギフト』をその身に宿した者の、最後の拠り所として。
学園を運営する『ギフト』研究組織、『ユズリハ機関』に大切に守られながら。
なぜなら、彼らのその力は天にいる御方が与えた祝福であり恵みなのだから。
神がもたらした奇跡を恐れることなどは決して許されない。
それは神の意志の否定、神が作ったこの世界の否定になるのだから。
主人公の少年、小早川祈も『ギフト』の発現によってこの杜ノ宮学園に招かれた一人。
彼に発現した特徴とは、『自らが決めたひとつのことを除いて、新しい記憶を持ち越せない』
という奇怪なものだった。
「キミは全てを忘れるわけではない。 たったひとつのことは覚えておける」
「そのたったひとつを見つけることが、
唯一、キミがこの学園で成し遂げるべきことなのだろうとボクは想像するね」
と誰からもらった言葉だったか、それだけが唯一の道しるべ。
悩みながら、生涯の『枷』……孤独を胸に隠しながら、閉じた学園で静かな日々を送る主人公。
そんな彼の前に現れた一人の編入生、御厨恋。
彼女は「何も諦めたくない。この場所で青春の喜びを経験したい」と笑う。
そして「自分はもうすぐ死んでしまうから」……と。
これは運命の意味を問う物語。
神は確かにそこに存在し、それを少年達に問いかけ続ける――
 | ●御厨 恋 (みくりや れん) |
CV:北大路ゆき
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「キミなら私が死んじゃったらキレイに私のことを忘れてくれる、 ってことだもんね」
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杜ノ宮学園に編入してきた二年生。
元々子役から芸能活動をしていて、 並外れた美貌でハキハキした明るい性格もあってとにかく目立つ。
以前は別の普通の学園に通っていたが、 ある日『ギフト』が覚醒し編入してくることになった。
彼女自信が持つその『ギフト』の影響により、 「そう遠くないうちに自分は死んでしまう」と確信している。 また、それを隠すこともなく周りに明かしている。
残り少ない人生に悔いを残さないため、わずかな青春を謳歌するため、 主人公に「私の恋人になって」とお付き合いをおねだりする。
笑顔の奥に傷を隠した……全てを失う少女は、この地で何を見つけるのだろうか。 |
 | ●りな |
CV:澤田なつ
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「わたしも記憶喪失。 昔のことはなんにもわからない。祈とおそろい」
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主人公の周りをいつもちょろちょろしている、無感情で猫な女の子。
神出鬼没で、主人公の部屋にふらっと現れてはベッドに潜り込んだり、 備蓄を食い荒らしたりする。 挙動も猫だし、頭にも猫の三角耳が生えている。
極めつけに彼女の姿はなぜか主人公にしか見えていない。 他の人間にはそこにいることを一切認識することをできない。 りなが言葉を発しても主人公以外に届くことは無いし、 触れたとしてもぼんやりとした感触でしか伝わることはない。
なぜ彼女がそんな状況に陥っているのか、 なぜ猫耳が生えているのか、りな自身もその理由は一切わからない。
必然的に唯一自分を認識している主人公に懐いていて、 「いちばんのともだち」と言っている。 何らかの『ギフト』は宿していると思われるが、本人が語ることはない。 |
 | ●橘 シャロン (たちばな ―) |
CV:東シヅ
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「はい、先輩の可愛い後輩のシャロさんですよ?」
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小悪魔なところが魅力(自称)の杜ノ宮学園に通う一年生。
彼女もこの春からの編入生だが、立場と事情は主人公達と少々異なる。
彼女は『ギフト』能力を保持する中でもさらに選ばれた者だけが身を置く、 世界的な組織『葬者連盟』に属している。
『葬者連盟』の活動は非常に多岐に渡るが、その中の主なひとつとして 「神の定めの輪から逸れた迷える魂を救済する務め」がある。 生と死を司る存在……いわば信仰の象徴としてこの世界に根付く組織において、 彼女はまさに世界を股にかけて活躍してきた超絶エリート。
現在は一時的な能力の不調(自称)で調整のためにこの杜ノ宮学園にやってきた。 その辺りの事情を聞こうとしても軽くあしらわれる模様。
100を越える『ギフト』を保有する他に類を見ない複合能力者で、 色んな意味で暴走すると怖い人。 |
 | ●ルチア=ヴァリニャーノ |
CV:小波すず
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「頭を撫でるな! 先輩だぞ」
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杜ノ宮学園に通う三年生。 ちっこいしあれこれ幼いけれど最上級生である。
見た目を裏切らず中身も子供で、拗ねたり甘えたり忙しい。 特に寂しがり屋で仲間外れが嫌いなところは注意が必要。
かつて欧州を中心に勢力を築き、 しかし今は衰勢に向かう『ヴァリニャーノ神言教』の教主。 若い身でありながらそれを可能にしたのは、 彼女に与えられたおそらくは世界最高の『ギフト』……『神言』。
『この力は「神に呼びかけることで神の力を借り受ける」というもの。 あらゆることを可能とする権限を与えられた、いわば奇跡の代行者である。 ……その都度、神に交換条件として示される『何か』を 代償として捧げることを引き換えとして。
彼女はなぜこのサナトリウムにいるのか? 『ヴァリニャーノ神言教』復活を叫ぶ彼女の秘めた過去を主人公はまだ知らない。 |
[Whirlpool]

メーカー |
Whirlpool
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発行日 |
2022/03/25 |
作品種別 |
18禁
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動作環境 |
対応OS:Windows8.1/10 CPU:PentiumIV 1.7GHz以上 / Core2Duo 以上 メモリ:1.0 GB / 2.0 GB HDD: メディア:DVD-ROM 解像度:1920x1080以上(VRAM 128 MB以上 / 256 MB以上推奨) 原画:水鏡まみず シナリオ:近江谷宥 ボイス:
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